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SARS(サーズ)には発酵食品などの乳酸菌が有効?

SARS(サーズ)は
Severe Acute Respiratory Syndromeの略。


重症急性呼吸器症候群のことで
SARSウイルスにより引き起こされる
新種の感染症。


新型肺炎とも呼ばれます。


2002年11月、中国広東省で発生し、
2003年7月に
新型肺炎制圧宣言が出されるまでに

29カ国で8,069人が感染し、
775人が死亡したとされています。


ただし、
日本での感染者はゼロです。


SARS(サーズ)の感染源は
中国南部の動物市場で、

SARSウイルスが
コウモリからハクビシンへ、

さらに、
人間に感染したといわれています。


おもな症状は、
38度以上の発熱、せき、呼吸困難など。


病原体のSARSウイルスは
コロナウイルス科に属し、

球形で周囲にスパイク状のとげがあり、
とげの先端がまるくなって王冠に似ていることから
この名前がつけられたようです。


SARSの感染経路は
感染者のせき、くしゃみなどの飛沫感染、

あるいは
付着した分泌物への接触感染など。


さて
ここで興味深い報告があります。


SARS(サーズ)に
日本人が一人も感染しなかった
とされていますが

このことについては
日本人が常食している発酵食品
(味噌、醤油、納豆、漬物など)に
含まれる乳酸菌が

SARSに対する免疫機能を果たした
のではないかといわれているそうです。


キムチを常食する韓国や、
チーズ、ヨーグルトを常食する一部ヨーロッパでも
感染者が圧倒的に少なかったことから、

中国では
ヤクルトやキムチ、味噌などが
飛ぶように売れたということです。


デング熱の予防は蚊にさされないこと

2007年には東南アジアで
デング熱が猛威をふるい、

タイ、ベトナム、カンボジアなどでは
感染者は数万人にものぼりました。


例年に比べ
雨期の到来が早く、雨量も多く

ウイルスを媒介する蚊が
大量発生しやすい環境にあったことが
原因とされています。


世界で流行する感染症のうち、
ワクチンや予防薬がある病気は一部で
デング熱にもワクチンがありません。


とにかく
蚊にさされない対策をとることが大事。


旅行者や出張者は
虫よけスプレーや
蚊取り線香などを携帯するなどして、

自分でできる
虫よけ対策をとるしかないとのこと。


東南アジアでは、
都市部での感染が多い点にも注意が必要。


急激な都市化の影響により
ホテル、オフィスなどの室内にも
蚊は入り込んでくるので

衛生状態が良い都市部でも
安心はできないとのこと。


海外からの帰国時に
体調の異常を感じたら、

空港の検疫所などに
恐れず届け出ることが大切。


とにかく
海外渡航をするときには

蚊にさされない工夫をすることが
一番の予防策です。



敗血症は細菌感染症が全身に波及する

2009年1月
ブラジルの人気モデル、
マリアナ・ブリジさん(20)が

敗血症(はいけつしょう)のため
両手足の切断を余儀なくされた上に

胃の一部も切除した末に亡くなるという
本当に痛ましい報道がありました。


敗血症というのは
いったいどんな病気なのでしょうか。


敗血症は
細菌によって引き起こされる
全身性炎症反応症候群。


肺炎や腹膜炎などの
細菌感染症が全身に波及したもので
非常に重篤です。


無治療の場合は
ショック、多臓器不全、
DIC(播種性血管内凝固症候群)などから
いずれ死に至るとされています。


敗血症の症状としては
悪寒、著しい発熱、倦怠感、
認識力の低下、血圧低下などがみられます。


進行すれば
錯乱などの意識障害をきたすことも。


DICを合併すると
血栓が生じるために多臓器不全となり
また血小板が消費されて出血傾向となります。


起炎菌が
大腸菌などのグラム陰性菌の場合は

菌の産生した
内毒素(エンドトキシン)によって
エンドトキシンショックが引き起こされます。


ショック症状を起こすと
患者の25%は死亡するとされています。


敗血症は急激に
腎不全・呼吸不全・心不全などを
合併する恐れがあるので

ICU等における
集中的な管理が必要となります。


敗血症の治療は
Βラクタム系抗生物質と
アミノグリコシド系抗生物質を投与する
併剤療法が主流となっています。


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